自分の顔が嫌いで男性の目を見て話せない40代~50代くらいの恋愛下手な中年女性

自分の顔が嫌いな気持ちは誰にでもあるものですが、人の目を見て話せないくらい、自分の顔が嫌すぎる、さらに目を見て話せない自分の性格まで嫌いになる…。

どちらかと言えば、若い女性にありがちな悩みだと思いますが、中年になり歳を重ね老いた顔になるにつれ、もっとコンプレックスがひどくなる中年女性もいます。

ここでは、自分の顔が嫌いで人の目を見て話せない中年女性が、どうすれば目を見て話せるようになれるか。そんな考え方を払拭する克服法をご紹介。

似た悩みを抱えていた藍子のお話を交えながら、考えていきたいと思います。

自分の顔が嫌いで人の目を見て話せない藍子の体験談

藍子は、自分がブスだということは、昔から自覚していました。自覚しながら、「そこまでひどくはないかも?」とかなんとか、言い訳しながら若い頃を過ごしてきたんですね。

そして、なぜか藍子はちょこちょこモテるタイプでした。「綺麗」だと言われた経験もあります。「だったらブスじゃないってことじゃないの?」そう思われてしまうかと思いますが、そこが人の悩みの個人差なんですよね。自分では確実ブスで自分の顔が大嫌い。

仮に石原さとみが、自分の顔のどこかのパーツがコンプレックスだと言えば、ごく普通の人はもちろん世の中の自称ブスの女性全てのブーイングが聞こえてくるでしょう。でも、本人にとっては、大変切実な悩みだったりします。悩みの大きさは、人に測れるものではありませんから。

藍子
藍子の中学時代、人の目を見て話せなかった経験をお話をしますね。

 
さっきも言ったように、藍子は自分の顔がブスであると自覚し、顔の中のパーツや配置など、たくさんのコンプレックスがたくさんありました。それでも、少しでも可愛くなれるようにと、おしゃれしたり、凝った髪型にして楽しんだりとしてきました。(でも、やっぱりブスはブスでした…)

藍子の場合、男性の目を見て話せなかった経験はあまりよく覚えていませんが、今でも昨日のようにはっきり思い出す出来事があります。

中学の同級生で、ものすごい美人さんがいたんです。小顔でぱっちりした目、長い睫毛、すらっとした鼻筋、ぷっくりとした唇、抜けるような色白の肌、ブラウンがかったストレートロングの髪、ちょっとハーフっぽさを感じる子でした。藍子は、自分の背の高さもコンプレックスだったので、その可愛いHちゃんの小柄さも羨ましいと感じていました。

そして、その子と話すときだけは、目を見て話すのがとっても苦手に感じていたんです。

「こんなに可愛い子と、ブスの自分が面と向かい顔を合わせて話すのが、なぜか恥ずかしい。」という感覚。自分の中で比較して出た劣等感でした。
 

  • Hちゃんは、自分の可愛さを自覚しているだろうし、私の顔を見て「うわーブスだなぁ」なんて思っているかもしれない
  • ブスの自分と可愛いHちゃんが話しているのを見て、人から比較され笑われているかもしれない

 
ブスで自分嫌いの藍子が感じていた、ただの被害妄想です。
 
逆に、もし自分がブサイクだなと思う子と、すごい美人さんが話しているのを見て、2人を見比べたりしないでしょう。人は、そこまで考えていませんし、もしそう考えればかなりの性格ブスになりますよね。
 

自分の憧れの対象に入る女性を見て、自分の醜さを『自分の中で卑下』し、自分で自分の顔をブスだと、自分で勝手に強調する感覚になっているとわかったんです。

藍子
わかりますよね。全部『自分』なんです。

その後は、そういった気持ちも薄まっていきながら(完全にはなくなりませんが)、ブスの自分と付き合い続けてきたわけです。

自分の顔が嫌いで人の目を見て話せない克服法

自分の顔を受け入れる

中年女性の自分の顔が嫌いな気持ちは、多くの場合、今に始まったわけではないでしょう。

若い頃からその顔と付き合ってきたんですから、今更どうしようもありません。自分の顔を受け入れるしかありませんよね。

歳を重ねると当然初々しさはなくなりますが、シワやシミが増えたところで、元の顔から大幅に変わるわけではありません。原型が崩れてしまうほど変わってくるのは、70代80代くらいではないでしょうか?

嫌いな自分の顔を受け入れるためには、30代40代50代と歳を重ねるにつれ、その都度の変化を受け入れていくことが必要です。

20代からいきなり60代の顔になったら、我慢できないほど嫌になってしまうでしょうが、少しずつの変化ならまだ受け入れやすいですよね。「若い頃はここまでひどくなかったのに…」「もう少し若ければ…」「もっと美人だったら」なんて後ろ向きな考えを持つのはやめましょう。

多かれ少なかれ、誰もが努力しながら、自分の顔の変化を受け入れています。

人は自分の顔なんて興味がないことを知る

自分の顔が嫌いで、「人は私の顔を見てこう思われているんじゃ?」と考えがちですが、人はそこまであなたの顔に注目していない、ということを知りましょう。

そんなつもりなんて、全くないのは藍子もよくわかりますが、あまりに過剰な考えは人からこう映る可能性があります。
 

 

気にしすぎるあまりに、人も同じように気にしていると考えがちですが、人と他者は同じ感覚ではありません。自分の価値観を捨てるんです。自分に興味があるのは自分だけ、と考えてもいいでしょう。

藍子
もしマイナスの感情で見ていたとしても、それはその人自身の考え。気にしてもしなくても、何も変わらないですよね。

男性はプラス目線で見ていると考える

恋愛対象に入る男性に対しては、より強く目を見て話せない状態になるでしょうが、先に言ったように、相手の男性はそこまで気にしていません。気にするのは、本当に興味のある女性にだけです。

ですが、たとえば片思いなどの相手と、少しでもよい雰囲気で会話しているとすれば、相手の男性は少なともあなたに「好意を持っているから話している」と考えましょう。

考えてみれば、好意を持っている相手の顔の欠点に注目はしませんよね。いい部分に注目しているはず。そのように考えると、目を直視するのも苦痛ではなくなります。

さらに、相手の男性が交際している彼氏なのだとすれば、なおさらです。彼氏はあなたを好きで付き合っているんですから、欠点含め好きなはずです。自分が嫌いな顔を否定すると、彼氏の趣味を疑うことになってしまいますよ。

会話内容だけに集中する

もしも、あなたが相手の顔が嫌いだと過程して、話しているとき「この人ほんとにブサイクな顔してるなぁ」なんて、ずっと考えていますか?よほどでない限り、ずっとなんてないですよね。

相手の男性があなたの顔について気がいったとしても、その瞬間・時々だけのこと。だって、顔を見るために話すわけではありませんから。

会話するのに、顔は必要ありません。ですから、会話だけに集中しましょう。

藍子
そういえば、昔『先端恐怖症』だって人がいたよ。

何それ?

藍子
鋭利で尖ったものを見ると怖いから見れないんだって。
お箸とかフォーク、シャーペンとかも無理な上、あごがしゃくれて尖っている女友達の顔を見て話せないって言ってた。

嘘だーって笑ってしまったけど、本当なんだってさ。

佐々木健介さんも先端恐怖症なんだって。

そんなのがあるんだねー。

過剰に、自分の顔が嫌いで男性の目を見て話ができない状態がいきすぎていると、醜形恐怖症(身体醜形障害)という可能性も考えられます。発症するピークは思春期に多いようですが、40代でも発症する場合があるようですよ。

あまりにひどいと思ったら、メンタルクリニックで相談する方がいいかもしれませんね。

人の目を見て話さない人に与える印象

人の目を見て話さなければ、どうなってしまうか考えたことはありますか?人の目を見て話さない人に対する印象は、以下のようなものです。
 

  1. 内気・シャイ・ナイーブ・照れ屋
  2. 消極的・弱気・人見知り
  3. 根暗・陰気・ コミュニケーション障害
  4. 信頼性がない
  5. 嫌われている

 

時々、目を見ないくらいなら、まだ許せる範囲。照れ屋や人見知りで済みます。ですが、度を超えると、相手の男性に嫌われていると感じさせる可能性があるんですね。

もしその人が好きな男性なら、いい恋愛には発展しないと言えますね。

自分の顔が嫌いで男性の目を見て話せない克服法まとめ

自分の顔が嫌いで人の目を見て話せないのは、すぐに克服できるわけではないでしょう。

なぜいけないのか、どうなってしまうのか、理解していても身につけるのは難しいものです。でも、少しずつ無理なく改善していい恋愛ができればいいですね。

一番いいのは、何も考えないこと。自分に意識を持っていくのはやめることですよ。

ポイント!
(1) 自分の顔を受け入れて会話だけに集中して楽しむ

(2) 人は自分ほどあなたに興味はないことを知る

(3) 好きな異性といい感じなら、あなたが考える顔の欠点含めて好きだと考える

(4) 男性に「嫌われているかも」と感じさせ、信頼性もダウンするので目を見て話そう!

あなたにオススメの記事