おば恋管理人藍子が、これまで占いを信じたのは、幼い頃〜中学生くらいまで。占いってなんだか胡散臭い気がしていたんです。
でも、それ以降、中年に近づくにつれ「占いをしてもらいたい」と思ったことが増えていきました。そして、ある占いを見つけ「これだ!」と確信。
しばらく迷った後、予約して占ってもらったのですが、結果完全にぬか喜びさせられて、期待はずれもいいところでした。
その時の体験談をお話したいと思います。
もくじ
全然当たらなかった藍子の占い体験談
占い当時の藍子の身の上
- 33〜35歳くらい(?)
- 20代後半で夫と離婚
- 子ども2人のシングルマザー
- 彼氏とまるで内縁のような関係(浮気相手として)
- アルバイトでまかないながら自営業
占いに行った経緯
藍子は、20代後半で離婚し、シングルマザーになりました。原因は夫の浮気です。
離婚を期に、うまくいかないながらもアルバイトでまかないながら自営で営み、ものすごく恋愛にハマっていました。ハマったと言っても、子ども命の藍子です。彼氏のデートは子どもを交えたお出かけのみ。
仕事も子育ても頑張るための支えになっていたのは、週に4〜5日ほど夜中帰宅するように訪れる彼の存在。気持ち的になくてはならない人だったんですね。
でも、その彼には彼女がいて、結婚の約束をしているとのこと。藍子は浮気相手だったんです。
仕事もうまくいかない、恋愛もうまくいかない、これからどうやって進めばいいのかずっと悩んでいました。うまくいかない仕事をやめて、働きに出た方がいいのだろうか。子どもも成長しお金ももっとかかるようになるし…。
そんな状態で「好きではないけど、占いにでも頼るか…」という気持ちでインターネットを使って探しました。そこで、驚くべきキャッチコピーが目に飛び込んできたんです。
何も聞かなくても当たる!占いでわかります。
その上で最良な答えを出し解決へ導きます!
神がかってる!もはや霊能者じゃんとか思いながら、何日も迷ったあげく、『占いに行こうかと考えている今は、行くべきなんだ』と思って行ったんです。
姓名診断と手相占いで当たる
『何も聞かなくても当たる!占いでわかります』とホームページで宣伝していた占い師は、感じのいい中高年の男性でした。
まずは、姓名診断・星座占い、そして手相占い。
ほとんど覚えていないのですが、何とく性格とかそれまでの人生の流れとか、当たっているな〜という感じで、ふむふむと聞き入っていました。
と思いながら、昔母から聞かされていた占いの胡散臭さを思い出しました。
母は、少し派手に見える女性だったので、どこに行ってもまず「水商売をしていますね」などと言われていたのだとか。
全部インチキだから、信じられないわよ〜
藍子の占いへの不信感は、母から聞かされた体験談が元になっていたんです。
ですが、どのような行動に出ればよい方向へいくとか、色々とアドバイスに聞き入っていました。
嘘だった『聞かなくても当てる占い』
いつ、私の悩みを占いで当ててくれるんだろうとドキドキしていると、始まったのが質問攻め。
- ご結婚はされているんですか?
- ご主人の年齢は?
- 夫婦間で会話はされますか?
- お子さまは何人で、おいくつですか?
- 恋人はいますか?
- お仕事は何されているんですか?
もう絶句。
「まぁこんなもんか」と後悔しながらも、ため息まじりに素直に答えていました。答えれば、また違う質問が次々と飛んでくる始末。その他はあまり記憶に残っていないので、たいした言葉はなかったのだと思います。
神が降りたというインチキ占い師
そして、占いをするどころか、その占い師はとんでもない話をしだしたんです。
- 「僕はねぇ」と、前職は○○だったんですよ
- どこどこに住んでいてね
- こういった理由でこんな時に、神がこうやって降りてきて
- その後こんな修行をしてね
- 占い師になったのは僕の使命だと思って
そんな身の上話や、自分は神様から選ばれた人間だから、占いをしていると。
あなたがすごいってことを聞きにきたんじゃないんですが
私の占いはそっちのけで、話を聞かされること10分? もっと長かったかもしれません。
占いそっちのけで始まる自慢話
私はできるだけ、笑顔で接して普通に話を聞いていましたが、不穏な空気は漂っていたはず。それにさえ気づかず空気の読めない無神経占い師。
もっと余計な話をしだします。
なんと、部屋中に飾られているいくつもの芸能人と一緒に撮影した写真について、1枚1枚説明し出したんです。
藍子は芸能人にほとんど興味はありません。サイン入りの写真があるなーとは思っていましたが、対して気にとめていなかったんですね。
ここは、『栄光欲』を満たすための占い館なのか…
ようやく、自慢話が終わるかなと思ったとき、その占い師から出た言葉は…
ここで、堪忍袋の尾が切れてしまいました。
「占いは全く信じていないけど、どうしようもないから何か少しでもいい糸口が見つかればいいなと思って来た」と。
「悩みを聞かなくても、占いでわかる」という言葉に、惹かれたと。なのに、全部聞いていらっしゃるじゃないですか?
答えながら、心なしか硬直している様子の占い師。
正直、身体が小刻みに震えるほど、沸々と怒りが煮えたぎってきていました。
もうかなり昔の話だったので金額は忘れましたが、多分5〜6000円ほど。しっかりとられました。占い代と車だったのでガソリン代・パーキング代とまるでゴミ箱に棄てたようなもの、そして何より貴重な時間と、させられたぬか喜び…落胆してしまいました。
「もういいんですか?」と言いながら、「あなたの名前の画数から言えば…」とかまだ何か言おうとしているし。いや。姓名診断占いは、さっきしたでしょう。
占いなんて2度といくまい。と誓った藍子でした。『何も聞かなくても当たる!』なんて、インチキなキャッチコピーを掲載するなんて。
もしも、そんな超常能力を持つ人がいるのなら、ぜひ占ってもらいたいものです。
占いは全てインチキ?
占い師になるためには、特別な資格は必要ありません。手軽に占い師になれる通信講座なんていうのもあるくらいです。
とはいえ、占い師になるにはさまざまな勉強が必要です。知識はもちろんのこと、傾聴力・読解力・話術などのコミュニケーション力も必須事項です。占い師になるには、かなり難易度が高いとも聞きます。
藍子が行ったインチキ占い師はインチキではなく、自己承認がキツくプロにはなりきれなかった占い師だったのかもしれません。
今まで生きてきて、色んな人から占いに行って良かったと聞いたり、すごく当たってびっくりしたという話も何度も聞きました。信頼している人から聞くと、信憑性もアップしますよね。それに、占いってスピリチュアルな分類ですよね。藍子は、スピリチュアル自体は否定するつもりもないし、霊とか魂ってすごく信じているんですね。
藍子は、インチキな(っぽく感じた)占い師にたまたま当たってしまった…と考えています。いつかまた占いがしたくなるかもしれませんが、自力で良運を引き寄せたいタイプなので、今はまだ自分で頑張ろうと思っています。
ただ、トップページに掲載しているように、40代友人の恋愛占い体験を聞いて、本当に当てる占い師もいるし、占い以前に人と人の相性みたいなものもあるんだろうなと思いました。